厳選プログラム

お城のスペシャリストたちが登壇!
ここでしか聞けない貴重な講演会、フォーラム、トークショーなどの厳選プログラム。
今年は2つの会場で開催!さらに、A,C,D,E,Fの講演はオンライン視聴券も発売。
詳しくはチケットページをご覧ください。

※ワンデイ入城券でご参加いただけるのは本丸御殿会場(1階)のプログラムとなります

本丸御殿会場(1階)

12月19日(土) タイトル 登壇者
A 10:40〜12:10 「呪術からみた日本城郭史」 小和田哲男(日本城郭協会理事長)
B 13:20〜14:50 「織田信長と明智光秀の城」 千田嘉博(城郭考古学者)
C 16:00〜17:30 「戦国の城と忍び」 平山優(歴史学者)

12月20日(日)

タイトル

登壇者

D 10:30〜11:30 「一城一食」「城旅へようこそ」取材後記 萩原さちこ(城郭ライター・編集者・日本城郭協会理事)
E 13:10〜14:40 「徹底討論 土の城の魅力と北条の城」 春風亭昇太(お城好き落語家)
加藤理文(日本城郭協会理事)
F 15:50〜16:50 「信長・秀吉時代の瓦と地方への波及」 松田直則(高知県立埋蔵文化財センター所長)
加藤理文(日本城郭協会理事)

※12月20日(日)の厳選プログラムE,Fは都合により、出演者が変更となりました。

天守会場(3階)

12月19日(土) タイトル 登壇者
G 12:20〜13:20 「小田原北条氏の山城〜河村新城の発掘を中心に〜」 諏訪間順(小田原城天守閣館長・日本城郭協会学術委員会委員)
相良英樹(公益財団法人かながわ考古学財団主任主事)
H 15:00〜16:30 「甦れ、江戸城天守~史上最大、最強の天守の粋な姿~」 三浦正幸(広島大学名誉教授)

12月20日(日)

タイトル

登壇者

I 11:40〜13:10 「負け組から見た山崎の戦いと賤ケ岳の戦い」 伊東潤(歴史小説家)
J 14:50〜15:50 「山崎の戦いと明智光秀」 柴裕之(東洋大学文学部非常勤講師)
本丸御殿会場(1階)

12月19日(土)

  • A10:40〜12:10
    「呪術からみた日本城郭史」

    築城はどこにどのような縄張をするかはかなり大事で、そこに軍配者、すなわち呪術者型軍師の意見が強く反映される。戦国の城に限らず、近世城郭でも東北の隅がわざと屈曲した形になっている。鬼門除けであるが、石塔などの転用石を逆さに積むことも呪術と関係していた。築城と呪術の知られざる関係を掘り下げます。

    登壇者小和田哲男(日本城郭協会理事長)

    1944年 静岡市に生まれる
    1972年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了
    現在 静岡大学名誉教授、文学博士、公益財団法人日本城郭協会理事長

    専門は日本中世史、特に戦国時代史で、主著『後北条氏研究』『近江浅井氏の研究』のほか、『小和田哲男著作集』などの研究書の刊行で、戦国時代史研究の第一人者として知られている。また、NHK総合テレビ「歴史秘話ヒストリア」およびNHK Eテレ「知恵泉」などにも出演し、わかりやすい解説には定評がある。
    NHK大河ドラマでは、1996年の「秀吉」、2006年の「功名が辻」、2009年の「天地人」、2011年の「江~姫たちの戦国~」、2014年の「軍師官兵衛」、2017年の「おんな城主 直虎」で時代考証を務め、2020年の「麒麟がくる」も担当している。

    主な著書
    『戦国の城』(学研M文庫 2013年)
    『黒田官兵衛 智謀の戦国軍師』(平凡社新書 2013年)
    『戦国史を歩んだ道』(ミネルヴァ書房 2014年)
    『戦国武将』(中公文庫 2015年)
    『名城と合戦の日本史』(新潮文庫 2015年)
    『戦国武将の実力』(中公新書 2015年)
    『東海の戦国史』(ミネルヴァ書房 2016年)
    『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで』(NHK出版新書 2017年)
    『戦国武将列伝100 戦国時代に何を学ぶか』(メディアパル 2018年)
    『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房 2019年)
    『戦国武将の叡智』(中公新書 2020年)

  • B13:20〜14:50
    「織田信長と明智光秀の城」

    NHK大河ドラマ『麒麟がくる』で注目されている織田信長と明智光秀。この講演では、二人の関係や本能寺の変の原因を、城から読み解いていきます。最新研究成果から判明してきた二人の城から見えてくる決定的な違いとは?信長と光秀、それぞれの「麒麟」に迫ります。

    登壇者千田嘉博(城郭考古学者)


    撮影:畠中和久

    1963年生。愛知県出身。
    奈良大学文学部文化財学科卒業。大阪大学博士(文学)。
    国立歴史民俗博物館助教授、奈良大学学長を歴任。
    専門は城郭考古学。文化財石垣保存技術協議会 評議会員。
    日本各地の城跡の調査と整備に携わる。
    2015年、濱田青陵賞受賞。日本城郭協会理事。

    著書
    『信長の城』(岩波新書、2013)
    『日本の城事典』(ナツメ社、2017)
    『石垣の名城』(講談社、2018)
    ほか多数

  • C16:00〜17:30
    「戦国の城と忍び」

    戦国期の戦争は、戦国大名や国衆間の合戦に注目が集中していた。その過程で、各地に城郭が構築され、戦線の維持、拡大が行われていた。だが、戦国合戦は、大名や国衆の当主率いる軍勢同士の会戦や、城攻めだけが行われていたわけではなかった。夜間、大名や国衆に雇われた忍びたちが、敵城の乗っ取り、放火、攪乱を行うために、日々暗躍していたことが、近年明らかになりつつある。正規軍とは別の城攻めを担った忍びたちとは、いったいどのような人々であったのか。彼らの城攻めの戦法とは、具体的にどのようなものであったのか。華々しい攻城戦の陰に隠れた、戦国の城攻めのもう一つの実態をご紹介します。

    登壇者平山優(歴史学者)

    1964年生
    山梨県埋蔵文化財センター文化財主事、山梨県史編纂室主査、山梨大学非常勤講師、山梨県立博物館副主幹を経て、現在、山梨県立中央高等学校教諭
    2016年大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当

    主な著書
    『武田信玄』『長篠合纖と武田勝頼』(吉川弘文館)
    『戦国大名領国の基礎構造』(校倉書房)
    『天正壬午の乱[増補改訂版]』(戎光祥出版)
    『山本勘助』(講談社)
    『真田三代』(PHP研究所)
    『武田氏滅亡』(KADOKAWA)
    『戦国の忍び』(KADOKAWA 2020年) ほか多数

12月20日(日)

  • D10:30〜11:30
    「一城一食」「城旅へようこそ」取材後記

    知識の習得や情報収集に追われていませんか。
    学術的な価値を理解することも大切ですが、自分で歩いて、見て、感じて、知ることこそ城めぐりの醍醐味です。
    拙連載、月刊文藝春秋「一城一食」、朝日新聞デジタル&TRAVEL「城旅へようこそ」。
    取材を通して出会った城の知られざる素顔やエピソードを紹介するとともに、改めて城のおもしろさ、城めぐりの魅力を考えてみたいと思います。

    登壇者萩原さちこ(城郭ライター・編集者・日本城郭協会理事)

    小学2年生のとき城に魅せられる。
    執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演など行う。
    公益財団法人日本城郭協会理事 兼学術委員会学術委員

    主な著書
    『わくわく城めぐり』(山と渓谷社 2012年)
    『お城へ行こう!』(岩波ジュニア新書 2014年)
    『城の科学〜個性豊かな天守の「超」技術〜』(講談社ブルーバックス 2017年)
    『江戸城の全貌』(さくら舎 2017年)
    『地形と立地から読み解く戦国の城』(マイナビ出版 2018年)
    『続日本100名城めぐりの旅』(学研プラス 2018年)
    『小学生のミカタ 日本100名城のひみつ』(小学館 2019年)
    ほか多数

    そのほか、月刊文藝春秋「一城一食」(文藝春秋)、朝日新聞デジタル&TRAVEL「城旅へようこそ」(朝日新聞社)など、新聞や雑誌、WEBサイトでの連載、共著多数
    公式サイト「城メグリスト」https://46meg.com/

  • E13:10〜14:40
    「徹底討論 土の城の魅力と北条の城」

    東国の城では、江戸期になっても石垣は主要部のみでしか使用されず、大部分が中世以来の土造りの城だったのです。その土造りの城の頂点を極めたのが関東の雄と呼ばれた小田原北条氏です。その北条氏が築いた数々の土の城の特徴と、土の城ならではの防御の工夫など、土造りの魅力を徹底的に探ります。

    登壇者春風亭昇太(お城好き落語家)

    新作落語の創作活動に加え、独自の解釈で古典落語に取組み、文化庁芸術祭大賞を受賞するなど、新作、古典問わず高い評価を得ている実力派真打。人気番組『笑点』の司会も務める。
    長年にわたる「お城めぐり」が高じ、著書も発行、城郭フォーラムのパネラー、講演、城イベントの出演では、専門家に混ざり高い知識でトークを繰り広げる。

    登壇者加藤理文(日本城郭協会理事)

    1958年生
    静岡県浜松市(旧磐田郡水窪町)出身
    駒澤大学文学部歴史学科卒業 / 博士(文学)

    NPO法人城郭遺産による街づくり協議会監事、(財)静岡県埋蔵文化財調査研究所、静岡県教育委員会文化課を経て、現在、袋井市立浅羽中学校教諭

    主な著書
    『織田信長の城』(講談社現代新書 2016年)
    『静岡県の歩ける城70選』(静岡新聞社 2016年)
    『よくわかる日本の城』 日本城郭検定公式参考書(学研プラス 2017年)
    『戦国の山城を極める』(学研プラス 2019年)
    ほか多数

  • F15:50〜16:50
    「信長・秀吉時代の瓦と地方への波及」

    織田信長、豊臣秀吉は、天下統一の過程の中で、新たに支配した地域には拠点となる最新の技術を駆使した城を築き上げています。中でも、瓦は当時極めて貴重品で、主に天守や主要建物しか使用されませんでした。この瓦が、どのように地方へと伝わり、どう使用されたのかなど、四国を例に考えてみます。

    登壇者松田直則(高知県立埋蔵文化財センター所長)

    1956年生
    愛媛県西予市宇和町出身
    駒澤大学文学部歴史学科卒業
    高知県教育員会文化財課を経て、2015年から(公財)高知県文化財団埋蔵文化財センター所長

    主な著書
    『城郭が語る地域史』(帝京大学山梨文化財研究 1999年)
    『土佐の戦国時代と長宗我部元親』(高志書院 2003年)
    『土佐の山城』(ハーベスト出版 2019年)
    ほか共著含め多数

    登壇者加藤理文(日本城郭協会理事)

    1958年生
    静岡県浜松市(旧磐田郡水窪町)出身
    駒澤大学文学部歴史学科卒業 / 博士(文学)

    NPO法人城郭遺産による街づくり協議会監事、(財)静岡県埋蔵文化財調査研究所、静岡県教育委員会文化課を経て、現在、袋井市立浅羽中学校教諭

    主な著書
    『織田信長の城』(講談社現代新書 2016年)
    『静岡県の歩ける城70選』(静岡新聞社 2016年)
    『よくわかる日本の城』 日本城郭検定公式参考書(学研プラス 2017年)
    『戦国の山城を極める』(学研プラス 2019年)
    ほか多数

天守会場(3階)

12月19日(土)

  • G12:20〜13:20
    「小田原北条氏の山城〜河村新城の発掘を中心に〜」

    小田原北条氏は、箱根山を中心に山中城、足柄城、河村城などのいくつもの山城を築城し、駿河・甲斐方面への防備を固めていました。「河村新城」もその一つ、それが、発掘調査によって、障子堀や竪堀、切岸など驚くべき小田原北条氏の城づくりが明らかになりました。「河村新城」を中心に小田原北条氏の山城について考えます。

    登壇者諏訪間順(小田原城天守閣館長・日本城郭協会学術委員会委員)

    1960年生
    1982年 立正大学文学部史学科考古学専攻卒業
    2008年 東京都立大学にて博士(史学)号取得

    1982年から小田原市教育委員会文化財課にて、史跡小田原城跡住吉堀や銅門、馬出門、小峯御鐘ノ台大堀切を始めとする発掘調査・史跡整備を担当する。2010年からは観光課に異動し、天守閣耐震改修・展示リニューアルを担当する。2013年から天守閣館長に就任し、現在に至る。

    主な著書
    『よみがえる小田原城』(小田原城天守閣特別展図録、2013)
    「小田原北条氏の本城と支城」『小田原北条氏の絆』(小田原城天守閣特別展図録、2017)
    「小田原城の歴史」『戦国大名北条氏の歴史』(吉川弘文館、2019)ほか多数

    登壇者相良英樹(公益財団法人かながわ考古学財団)

    1972年、東京都生まれ。
    早稲田大学第二文学部卒業
    大阪府埋蔵文化財調査センター、多摩市教育委員会を経て、2008年から(公財)かながわ考古学財団調査員

    主な報告書・論文
     2009『津久井城跡Ⅱ(本城曲輪群地区)』かながわ考古学財団調査報告246
     2010『津久井城跡Ⅲ(本城曲輪群地区)』かながわ考古学財団調査報告261
     2019「ブナ科種子同定方法の開発」『かながわの考古学』研究紀要24

  • H15:00〜16:30
    「甦れ、江戸城天守~史上最大、最強の天守の粋な姿~」

    皇居東御苑に1657年の明暦の大火まで聳えていた江戸城天守は、黒塗りの銅板壁に銅瓦、軒先や飾り金具は鍍金、そして大棟には黄金の鱗をまとった金鯱が聳えていました。信長の岐阜城四階御殿から生まれた史上初の天主が二条城に建てられて以来およそ70年、天守の進化の頂点に立った江戸城天守の想像を絶する構造と意匠を語ります。

    登壇者三浦正幸(広島大学名誉教授)

    1954年生 愛知県出身
    東京大学工学部建築学科卒業
    工学博士、一級建築士
    広島大学工学部助教授を経て、1999年広島大学文学部教授
    日本城郭協会評議員、大河ドラマ「麒麟がくる」建築考証

    主な著書
    『城の鑑賞基礎知識』(至文堂 1999)
    『城のつくり方図典』(小学館 2005)
    『城バイリンガルガイド SAMURAI CASTLE』 (小学館 2017)
    『近世城郭の最高峰 名古屋城』(名古屋城検定実行委員会 2019)
    ほか多数

    城館の設計
    河後森城馬屋(愛媛県)、吉川元春館跡台所(広島県)、万徳院跡風呂屋(同)、岡山城本丸供腰掛、岡崎城東隅櫓(愛知県)、西尾城二の丸丑寅櫓(同)、浜松城天守門(静岡県)、諏訪原城北馬出門(同)、高根城井楼・城門・倉庫(同)

12月20日(日)

  • I11:40〜13:10
    「負け組から見た山崎の戦いと賤ケ岳の戦い」

    「山崎の戦いは光秀の仕掛けた罠だった」「賤ケ岳の戦いは、本来なら柴田方が勝っていた」という仮説を発掘調査の結果と軍記物の新解釈で解き明かす。合戦は勝者の側から見ているだけでは、実像が見えてこない。敗者の立場になって検証していくことで、浮かび上がってくる事実もある。

    登壇者伊東潤(歴史小説家)

    小説家・歴史作家。早稲田大学社会科学部卒業。小説作品以外の著作に、『城を攻める 城を守る』(講談社新書)『歴史作家の城めぐり』(プレジデント社)『戦国北条記』(PHP研究書)『敗者烈伝』(実業之日本社)『もっこすの城 熊本城築城結末』(KADOKAWA)などがある。

    伊東潤公式サイト https://itojun.corkagency.com/
    ツイッターアカウント @jun_ito_info

  • J14:50〜15:50
    「山崎の戦いと明智光秀」

    明智光秀の人生の最後を飾る、天正10年(1582)6月13日に起きた「山崎の戦い」とは、どのような性格を持った合戦であったのだろうか。本能寺の変からの光秀と羽柴秀吉ら対抗勢力の双方の動きを追いながら、改めて山崎の戦いについてみていきたい。

    登壇者柴裕之(東洋大学文学部非常勤講師)

    1973生まれ。
    現在、東洋大学文学部非常勤講師

    主な著書
    『『徳川家康 境界の領主から天下人へ』(平凡社 2017年)
    『シリーズ実像に迫る17 清須会議 秀吉天下取りへの調略戦』(戎光祥出版 2018年)
    『図説 明智光秀』(編著、戎光祥出版 2019年)
    『図説 豊臣秀吉』(編著、戎光祥出版 2020年)
    『織田信長 戦国時代の「正義」を貫く』(平凡社 2020年)
    ほか多数

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